マックギボンズ プラチナリボン

スペック

名前	マックギボンズ プラチナリボン
タイプ	ブレンデッド
製造元	ダグラス・マックギボン
アルコール度数	40度
容量	700ml
購入時価格	2,618円（税込）

ウイスキーミストはフルーティーで、かなりおすすめ

1890年代後半、ダグラス・マックギボンがグラスゴーでウイスキー製造を始めました。
その後、彼の孫娘の夫である元英国王立空軍の兵士だったフレッド・ダグラス・レインが1947年にダグラス・マッギボン社を創業しました。
1950年にはダグラス・レイン社を設立し、ダグラス・マックギボン社はその子会社となりました。

レイン家には兄弟がおり、弟のフレッド・レインは学校を卒業後、ホワイト＆マッカイ蒸留所の研修生となり、ホワイトホース蒸留所に従事。
兄のスチュワート・レインはブルックラディ蒸留所がA&Bグラント&カンパニーの所有となっていた時期にウイスキービジネスを学び、スティーブンソンテイラー&カンパニーで働き、経験を積んでいました。
兄弟は1972年にダグラス・レイン社に入社しますが、父の死去に伴い資産を分割し、2013年には別々の道を歩むことを決めました。
スチュワートは2人の息子、アンドリュー、スコットと共に新会社ハンター・レイン・アンド・カンパニーを立ち上げ、また弟のフレッドが娘のキャラとダグラス・レイン社を継ぎました。
ダグラス・レイン社は2019年10月のストラットハーン蒸留所の買収、新工場の創設など活動的です。

マックギボンにはリボンシリーズがあり、マックギボンの中でも古いシリーズものとされていて、レッド、8年熟成のゴールド、そして今回の12年熟成のプラチナがあります。

飲んでみた感想

香り

甘い香りですね。
どういう感じかというと、パンケーキの上にバニラアイスとホイップクリームをのせて、そこにメープルシロップをかけたという感じです。
分かりやすいんだか分かりにくいんだか、微妙な表現ですが率直にそう思いました。
アルコール刺激はあまり強くはないです。
おそらく飲んだらスイートビターなんじゃないかと思う香りです。

ストレート

加水

オンザロック

水割り

ハイボール

ウイスキーミスト

総評

かなり前からずっとやまやで見かけていて気になっていたウイスキーです。
今回はマックギボンズ プラチナリボン12年を飲んでみたんですけど、一緒にノンエイジのマックギボンズ レッドリボンも購入したので数日中に飲むつもりです。
さて、プラチナリボンはストレート、水を加えたりトワイスアップにしたところまでは12年熟成でこの程度なのかという印象だったんですが、水割りにした途端とても美味しくいただけました。
極めつけは細かい氷、つまりクラッシュアイスでソーダ割りにしたウイスキーミストですね。
とても美味しかったです。
このウイスキーは氷を入れて冷やす、そして水やソーダで割ることで真価を発揮するんじゃないでしょうか。
今度レッドリボンを飲んで比較もやってみようかと思います。