ピーツビースト PXシェリーフィニッシュ バッチストレングス

シングルモルト
ペドロ・ヒメネス( pedro ximenenez)
略して「PX」!
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スペック

名前ピーツビースト PXシェリーフィニッシュ バッチストレングス
分類スコッチウイスキー
タイプシングルモルト
製造元不明
ボトラーフォックス・フィッツジェラルド社
アルコール度数54.1度
容量700ml
購入時価格4,880円(税込)

レビュー

かなり”やんちゃ”だけど、水割りやハイボールだと、とても飲みやすい

ホワイト&マッカイの地域ディレクターとして、ダルモア、ジュラなどのブランドの販売を担当していたイーモン・ジョーンズ。
輸入業者で、業界でも名の知れていたジェラルド・エルドリッチ。
この2人の頭脳を一つに自分たちの専門知識と材料を駆使して、1つのブランド「ビースト」をつくろうと決めました。
「ビースト」に命を吹き込むクリエイター、友人のマーク・グラハム、そしてLA在住のブラジル人アーティスト、ドウ・アルベスとのコラボレーションにより、「ビースト」は誕生したのです。
この 「ビースト」にさらにパンチを効かせるため、「ザ・ノーズ」とも呼ばれるリチャード・パターソンを起用し、煙と炎で飲む人の感覚を刺激させ、そして、品質維持はイーモン・ジョーンズの30年来の同僚であるエイダン・スミスが担当しました。

19世紀半ば以降、スコットランドの村々は獣の噂で恐怖が広がっていました。
獣は荒れ地を歩き回り、泥炭を探していました。
まさに「ビースト」は、この獣の伝説と謎を称えています。

生み出された「ビースト」はスモーキー モルト。
謎の蒸留所から供給されています。
ペドロ・ヒメネス・シェリー樽での熟成により、このピートの効いたシングル モルトに強烈なスパニッシュ シェリーの要素が加わり「ビースト」の新しい顔を見せてくれています。

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テイスティング

香り

まず色ですけど、赤みがかった感じのブラウンで、よくあるブランデーのような綺麗な色ですね。

さて、香りですが、長い間、押入れに入れてあったダンボール箱の匂いとオキシドールみたいな匂いを感じます。
そして、うっすらと梅干しのような感じと黒蜜のような匂いがしますね。
散々香りを嗅いで、グラスから少し鼻を離すと、ふわっと生クリームのような甘い香りがします。

ストレート

塩味の効いた紀州南高梅のような甘酸っぱい味わいの後から、強烈な辛味とアルコール刺激がドンときますね。
ストレートだと刺激がかなり強いです。
後味はかなり苦くてスモーキー。

加水

少しだけ水を加えてみます 。
塩味と辛味が強く、その奥に甘味があるといった味わいでしょうか。
ストレートの時のような梅干しのような酸味が少し薄くなったと思います。
やはり、かなりガツンと来るんですが、刺激が欲しい方にはいいんじゃないですか。
後味は苦味ですね。

トワイスアップにしてみます 。
苦味が強くなりました。
甘味、酸味、辛味がぐるぐる回ってるような味わいです。
後味も苦味なんですよね。
苦味から始まって、いろんな味わいを回って、最後にまた苦味といった感じです。
元のアルコール度数が高いせいか、全然薄まった感じはしないですね。

オンザロック

ウッディでソルティーで、コクのある甘味が感じられるオンザロック。
スモーキーな感じよりも、シェリー樽熟成のフルーティーさや甘味の方が強いと思います。
後味に苦味はありますが、味わい深いオンザロックです。
適度な酸味もあって飲みやすいですね。
さすがにアルコール度数54.1%の強烈さはありますが、比較的口当たりの良い飲み心地です。
ストレートでいただいた時のような紀州南高梅感もほんのりと感じられます。
リッチテイストという言い方ができるんじゃないでしょうか。

水割り

シェリー樽熟成の甘味とピートの効いたスモーキー感、そして程よい苦味といった味わいです。
水割りでも輪郭のしっかりとした飲み心地ですね。
アルコール度数が高いということもありますが、それだけ味がしっかりしているのだと思います。
余韻にフルーティーな感じがあったり、コクがあって、かっちりした味わいながら、爽やかさもある華やかな味わいでした。
飽きのこない水割りですね。

常温のトワイスアップと氷の入った水割りを比較するために交互に飲んでみました。
氷を入れて冷やすことで爽やかなフルーティーさが感じられるんだけど、常温のトワイスアップだとそれがあまり出てこなくて、割と刺激の強い味わいになっているんじゃないかと思いました。

ハイボール

リンゴのようなフルーティーな味わいのハイボールになりました。
甘味と酸味がかなり強くて、適度な辛味があります。
アルコールのピリピリ感もちょっぴりあるんですけど、炭酸のピリピリ感といい具合に混ざって味のアクセントとしては絶妙な感じになってます。
このハイボールではスモーキーさは完全に酸味に変換されちゃっているのかな。
ジューシーでフルーティーで口当たりの良いハイボールです。

ウイスキーミスト

ハイボールの味わいに加えて、程よい苦味が味わえます。
さっぱりとした味わいのハイボールに対して、このウイスキーミストではコクのある味わいになっているんじゃないでしょうか。
ワインで言うと、ハイボールが白ワイン系、ウイスキーミストが赤ワイン系、そんなテイストの違いがあります。
これまた美味しくいただけました。

総評

ストレートやオンザロックがあまりにもやんちゃな味わいで、とにかくアルコール刺激たっぷりのウイスキーだなと思いました。
けど、水割りやハイボールで飲んでみたら、とても飲みやすいウイスキーでした。
さらに、ストレートからトワイスアップまでの常温で飲んだものと、オンザロック以降の冷やしたものだと味わいに違いが出てくるんですね。

元々ピートが効いていてスモーキーという部分はあるんでしょうけど、ハイボールなどにしてみるとそれよりもシェリー樽熟成のフルーティーさの方が強く出ていると思います。
ストレートはあくまでも水割りやハイボールなどで楽しむための原液という位置づけに思えてしまいますね。

総合評価がとっても難しいところなんですが。
点数は常温で飲んだ場合、82点。
オンザロックだと90点で、水割りで88点というところですかね。
ハイボールの点数は95点、ウイスキーミストも93点かな。
総合的に90点としたいと思います。

チャートと点数

総合点

90点 / 100点

コスパ
2.5
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