ネヴィス デュー

スペック

名前	ネヴィス デュー
タイプ	ブレンデッド
製造元	ベン・ネヴィス蒸留所
アルコール度数	40度
容量	700ml
購入時価格	1,408円（税込）

ストレートはきつめの辛口!! 冷やしたり割ったりするとまろやかさを感じる！

「ネヴィス デュー」はハイランド地方のフォート・ウィリアム地区にあるベン・ネヴィス蒸留所で作られています。
ジョン・マクドナルドが1825年に設立した蒸留所で、193cmもの高身長だった彼の愛称から名付けられた「ロングジョン」もベン・ネヴィス蒸留所で生まれたウイスキーの一つです。

ベン・ネヴィス蒸留所はスコットランドの最高峰ベン・ネヴィス山の麓に建てられた、ハイランド地方フォートウイリアム地区の最も古い公認蒸溜所の一つになります。
清らかな雪解け水と豊かな自然に恵まれた蒸溜所です。

休眠、閉鎖などを経て、1989年に日本企業のニッカウヰスキーがベン・ネヴィス蒸留所を買収します。
これは竹鶴政孝の養子にあたる竹鶴威がスコッチ業界の渦中の情報を得るためだったそうです。
日本企業が買収することに地元からの反感を買うのではと思われていましたが、実際は蒸留所の再稼働を地元の人たちは喜び、地元紙も好意的に報じられました。
ベン・ネヴィス蒸留所で作られた原酒がニッカウヰスキーのラインナップに使われていると言われています。

今回のグリーンラベルの「ネヴィス デュー」を海外の通販サイトで見かけないため、日本向け商品かと思われます。
他にレッドラベル、ブルーラベルなどもありますが、逆にこちらは日本国内での販売を見かけません。
いずれの３ラベルともニッカウヰスキーのサイトにも、親会社であるアサヒグループのサイトにも紹介はありません。

以前は「ベン・ネヴィス　蒸留所蔵出し」という名で販売されていました。
スコッチウイスキー法の改正により、ブレンデッドウイスキーに蒸留所の名称を使用する事が禁止されたため名称が「ネヴィス・デュー」に変更されました。

飲んでみた感想

香り

ニスを塗ったばかりの新木のような匂いを感じます。
アールグレイの茶葉の香りもあるかな。
ちょっぴりバラの花の雰囲気もあります。

ストレート

加水

オンザロック

水割り

ハイボール

ウイスキーミスト

総評

最初にストレートで飲んだ時びっくりするほど辛口でした。
少し水を加えたり、トワイスアップにするとそれなりに飲みやすくなったので、このウイスキーはストレートで飲むより少し水を加えた方が美味しくいただけるんじゃないでしょうか。
水割りにした時は甘味をある程度感じましたし、ハイボールでも辛口ながらフルーティーさっていうのがしっかりありましたね。
クラッシュアイスでソーダ割りにしたウイスキーミストは、苦いという印象が強かったんです。
それを今、総評を書きながら氷が溶けて、さらに薄まったものを飲んでみると苦味が弱くなり、ちょっぴり甘味と酸味が前に出てきた感じがします。
いずれにしてもこのウイスキーは薄めて飲んだ方が美味しいなっという感想です。
強い刺激を求めている方は是非ストレートでガツンと味わってください。