スペック
名前 | ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年 |
タイプ | ブレンデッド |
製造元 | ジョン・ウォーカー&サンズ |
キーモルト | カーデュ、タリスカー、ラガヴーリン、カリラ |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
ジョニーウォーカーの代表格
ジョニーウォーカーはスコッチウィスキーの中で最も知られている銘柄と思います。
スピリッツビジネスによると出荷数は全世界で年間1830万ケースで、スコッチウイスキーとしては2位のバランタイン(690万ケース)を大きく引き離して堂々の第1位なんだそうです。
ジョニーウォーカーシリーズはブレンド内容や製法、年代によって、レッドラベル、ブラックラベル、グリーンラベル、ゴールドラベル、ブルーラベルなどがあります。
その中で最も売れているのは低価格な「レッドラベル」ですが、これは水割りやハイボール、カクテルなどで飲むことを前提に作られたものだと思われます。
「ブラックラベル」は、ブレンドされている原酒が40種類ほど、熟成年数は12年以上のもので、ジョニーウォーカーのフラグシップモデル(看板商品)。
僕はストレートで飲むのがおすすめです。
1980年代後半くらいまでは10000円以上する超高級ブランドでしたが、今では2000円以内で入手できるお手頃なものになりましたね。
飲んでみた感想
香り
生クリームをかけたイチゴのような甘い香りと、上品な天つゆのようなの香りがします。
アルコールも香ってくるけど、刺激は弱めですね。
最後にピートを少し感じる気がします。
ストレート
しょっぱい感じ、そして甘味と程よい苦味と辛さが順番にきます。
その間にアルコールの刺激もあるけど、ビリビリとかピリピリする感じじゃなくてほどよい刺激です。
最後の辛さってのはピートの感じですかね。
加水
最初に少しだけ水を足してみました。
全体にまろやかにはなるんだけど、アルコールの刺激がちょっと強くなりましたかね。
もう少し水を加えてトワイスアップ位にしてみます。
これ位の方が飲みやすいし甘味は引き立ってきます。
程よい辛さと苦味がついきて、うまい具合にコクのある味わいになってきました。
この飲み方でかなり美味しくいただけます。
オンザロック
スモーキーさが出てきました!
口に入った途端にそのスモーキーな感じと甘味が同時にズバッときます。
奥行きが深い感じでとてもバランス良く、刺激も適度にあるし、コクがあってじっくりこの飲み方で味わいたいと思ってしまいます。
水割り
甘さ控えめな白ぶどうジュースにほんのチョット生姜を絞ったような味わいです。
フルーティーでちょっぴり辛いと言うそんな感じでとても飲みやすいですよ。
この段階でハイボールにした時の味がある程度想像つくんですけど、それはきっとジンジャーエールぽいのではないかと思います。
ハイボール
水割りの時に想像したジンジャエールとはちょっと違うかもしれませんね・・・。
思った以上に甘さと酸味が強いです。
そして苦味や辛さは抑えられてる感じ。
ストロベリーソーダやアプリコットソーダみたいな感じかな。
とても飲みやすいと思いますね。
総評
ウイスキーが苦手と思っている方、そして初めてウイスキーを飲むという方にはオススメしやすいお酒です。
僕はいろんなウイスキーを飲んできて、ジョニ黒もこれまで何度も飲んでいましたが最近はかなり遠ざかっていました。
どんな味だったかなと思い出すと言うより、本当に初めて飲むぐらいの新鮮な気持ちで臨んだんですけど、思った以上に美味しかったです。
ブラックラベルというとなんだか辛口なイメージがあるんだけど、実際甘味の方が強いと思います。
とてもよくまとまったウイスキーの優等生という感じでした。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度
他の人の感想
ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年とは知らせずに飲んでもらった感想です!
ピート感もあり優しい口当たりで美味しい、アルコール感は少ないが余韻はややある。
加水すると飲みやすくて、樽の香りが広がるかんじ!
ハイボールにすると少し薄まる感じ。フルーティかな〜78点