
スペック
名前 | ミュアヘッズ シルバーシール マチュリティ |
タイプ | シングルモルト |
製造元 | チャールズ・ミュアヘッド&サンズ |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
購入時価格 | 4,378円(税込) |
再び飲んでみて・・・やはり、悪い意味ではないがウイスキーらしくない?!
(再掲載です)
ミュアヘッズはチャールズ・ミュアヘッド&サンズの主力ブランドです。
同社は1824年、リース港に近いコマーシャル・ストリート186番地に事務所を構え、当初はワイン商でしたが「ミュアヘッズ ブルー シール」を生み出し、ウイスキーの販売も始めました。
1920年代になるとマクドナルド&ミュア ディスティラーズ(現グレンモーレンジィカンパニー)が買収。
ミュアヘッズ ブルー シールに加えて、ゴールドラベル、シルバーラベル、オールド・マチュリティといったブランド展開を始め、市場は南米、アメリカ、アフリカ、中東、ヨーロッパまで広まりました。
ミュアヘッズは2008年にタリバーディン蒸留所に買収され、現在ではタリバーディン蒸留所も買収されてフランスのワイン商、ピカール社の傘下です。
ブレンデッドウイスキーのブルーシールシリーズと、ハイランドのシングルモルトウイスキーのシルバーシール シリーズで世界の30以上の市場で販売されるようになりました。
ミュアヘッズブランドの由来であるミュアヘッズ一族の歴史はスコットランド史をはるかに遡ります。
国王とジョン ミューアヘッズ一族を含む数千人が犠牲となったスコットランド人とイングランド人の戦いはスコットランド史上でも悲惨な戦いの 1 つです。
「Auxilio Dei」は「神の助けによって」。
これはミュアヘッド一族のスローガンであり、ミュアヘッズブランドのラベルに書かれています。
「ミュアヘッズ シルバーシール マチュリティ」はオーク樽で熟成されたハイランド地方産シングルモルトウイスキーです。
蒸留所名の記載はありません。

飲んでみた感想
香り
もう一言で言うと芋焼酎の匂いを嗅いでいる感じです。
もしくは泡盛にも感じますかね。
あとよく覚えてないんですけど、かなり前に飲んだ二階堂にも近いかな。
いずれにしても焼酎みたいな感じです。
ストレート
やっぱり芋焼酎みたいな味わいなんですけど、焼酎で言えば甘口な方じゃないですかね。
苦味と塩味と辛味が強いです。
ややきつめの口当たりではあるんですけど、決して飲みにくくはなく、すーっと入ってきます。

加水
まずは少しだけ水を足して飲んでみます。
甘味が前に出てきましたよ。
焼酎のような味わいではあるんですが、芋焼酎というよりも麦焼酎ぽくなったかな。
ストレートより飲みやすくなりました。
もう少し水を加えてトワイスアップにしてみます。
水をちょっとだけ加えた時よりも甘味は弱くなって、苦味と辛味、酸味が前に出てきました。
なんか雑味もあってストレートやちょっとだけ水を加えた時の美味しさが半減したように思います。

オンザロック
グラスを口に近づけてくる時には芋焼酎のような香りがするんですけど、飲んでみるとそれほど焼酎っぽい感じではないですね。
甘くて少し苦味があって、辛味、塩味ちょっぴり酸味といったとこでしょうか。
余韻にはちょっぴり泡盛っぽい感じが残ります。

水割り
芋焼酎の水割りに近い味わいです。
でもおそらく普段焼酎を飲んでる方というか、飲み慣れている方が飲んだら「全然焼酎ぽくないじゃん!」て言われそうな気もしますね。

ハイボール
酸味が強くてフルーティーな感じがしますね。
甘味もそこそこありますし、すっきりした飲み口かな。
だけどやっぱり芋焼酎っていう味覚がベースにあるんですよ。
焼酎のオレンジソーダ割りみたいな感じでしょうか。

ウイスキーミスト
もし目隠しされて、なんだかわからずに飲んだら絶対焼酎のソーダ割りだと思いますね。
大きな粒の氷で作ったハイボールよりもドライな味わいでスッキリ感はあります。
でもどちらが好みかというと僕はハイボールの方が好きかな。

総評
過去に飲んだウイスキーの自分のお気に入り度を最近改めて見てみたら、今回飲んだこの「ミュアヘッズ シルバーマチュリティ」だけが5点以下だったんですね!
なぜそんな低い点数をつけてしまったんだろうとか、その時は体調が悪かったからそんな点数になってしまったんじゃないかなとか、色々考えてみたわけですよ。
そしてあえて自分でどんな感想を述べているか振り返って読まずにもう一度飲んでみようということになって、改めて購入してきました。
そして、その謎が解けたというか理由が分かりました。
単純に僕の好みにあっていないからだということですね。
これからもう一度その時の評価を見に行ってみようと思うんですけど、僕は個人的に芋焼酎があまり好きではないんですね。
それが理由なのかな。
このブログをやるようになってからウイスキー以外はほとんど飲んでいないので、自信はないんですけどね。
・・・ということでその時の自分の感想を今から見てみたいと思います。
なるほど・・・前回飲んだ時は最初からズバリ芋焼酎ぽいとは言ってないですね。
改めて読んでみるとそういう風に言わないように言わないようにしようと喋ってるのが自分だからこそ、よくわかります。
だけどオンザロックの辺りからもう最後まで焼酎みたいな感じってしっかり言ってましたね。
こうやって改めて飲んで過去の評価と比較してみるのも面白いもんだなと思いました。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度