スペック
名前 | ハンティング ロッジ |
タイプ | ブレンデッド |
製造元 | ハンティングロッジ スピリッツ リミテッド |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 1000ml |
購入時価格 | 1,518円(税込) |
マイナーなブランドだけど思い切って買ってみた・・・結果は”Good!!”
製造はグラスゴーのハンティングロッジ スピリッツ リミテッド、ボトラーはフランスのラ・マルティニケーズのフォコニエ社と言われています。
フォコニエ社は幅広い蒸留酒のブレンドと瓶詰めを専門としていて、プライベートブランドのスピリッツのボトリングもおこなっています。
ハンティング ロッジ スプリッツ リミテッドは様々な地域の様々なウイスキーのブレンドをおこなっており、ハイランド産のウイスキーはピートの含みを持つ独特の個性を与えています。
英国ロイヤルファミリーは毎年、夏の休暇をハイランドのバルモラル城で過ごします。
エリザベス女王が最期を迎えた城としても有名です。
滞在日程には「The Glorious Twelfth(素晴らしい12日)」と呼ばれる8月12日が含まれます。
この日はライチョウ狩りが解禁される日なのです。
バルモラル城は狩りをするための場所で、大きな狩猟小屋という人もいます。
が、ラベルの鳥は鴨と思われるので「ハンティングロッジ」と関係があるのかは分かりませんが。
フォコニエ社は「ハンティングロッジ」ブランド名でスコッチウイスキーでブレンデッド、8年、12年を展開していますが、実はウォッカやジン、ラム酒なども販売しています。
飲んでみた感想
香り
まずは油性マジックペンのような匂いがしますね。
しばらく嗅いでいると蚊取り線香みたいな感じもします。
ほのかですが、チューリップの花のような香りもありますね。
ストレート
甘味、酸味の後から塩味が追っかけてきて、最後に辛味が来ました。
後味にちょっぴり苦味とスモーキーさがありますね。
アルコールのきつい刺激はあまり感じないです。
軽やかな飲み口でフルーティーな味わいかな。
加水
まず水を少しだけ加えて飲んでみます。
ストレートと同じように甘味、酸味、塩味、辛味があります。
それが順にやってくるのではなくて、全部が同時に味わえるというか・・・うまく言えないんですけどもっとフラットになった感じです。
もっと言っちゃうとストレートでは後味に感じていた苦味やスモーキーさも一気に最初から味わえると思います。
もう少し水を加えてトワイスアップで飲んでみます。
甘さが控えめになって、辛味と苦味がだいぶ前に出てきましたね。
ストレートや水を少しだけ加えた時よりもアルコール刺激を感じます。
逆にフルーティーな味わいはそれほどしなくなりましたね。
オンザロック
濃厚な蜂蜜のような甘味、そしてフルーティーな酸味がきいていて、ちょっぴり苦味走った美味しいオンザロックだと思います。
氷が少し溶けて薄まってくると苦味や辛味が前に出てきちゃうんですけど、最初の一口二口ぐらいは本当に甘くてフルーティーでコクの深い美味しい味わいです。
水割り
苦いと思った途端に濃厚な甘味と程よい酸味が来るという感じで、思いがけないサプライズな美味しさっていう感じです。
とてもジューシーな水割りです。
甘口でフルーティーというのがしっかり分かってくると、最初に一瞬だけ来た苦味というのが本当に悪いいたずらのように思っちゃいますね。
ハイボール
ブランデーベースで作った梅酒をソーダ割りにしたような味わい・・・って感じです。
酸味がかなりきいていてフルーティーですが、甘さはやや控えめです。
氷が溶けて少し薄まってくるとなおさら梅酒ソーダの味わいになってきます。
ウイスキーミスト
ハイボールとほぼ同じ感想です。
梅酒ソーダのテイストなんですけど、クラッシュアイスで作ったこちらのウイスキーミストの方がさらに甘さ控えめ酸味は強めっていうところでしょうか。
余韻に甘酸っぱい感じがしばらく残ります。
総評
あまり癖がなく飲みやすいウイスキーだと思います。
税込みでも1,500円ちょっとで買えるし、コスパもいいんじゃないですか。
ストレートで飲んだ時にいきなりフルーティーな味わいが、オンザロックや水割りに、そしてハイボールでも一貫して同じような味わいがしました。
今、振り返って総評を書いていますが、思った以上に酔っているかもしれないです。
これはそれほどアルコールを感じていなかったのに、実はかなり回っているということでしょうね。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度