スコッツゴールド ブラックラベル

ブレンデッド
スコッツゴールドのオフィシャルサイトにはこんなのがありました
Scotch Whisky Crossword Puzzle レッツトライ!

スペック

名前スコッツゴールド ブラックラベル
タイプブレンデッド
製造元チャールズ・エッジ・ロンドン
アルコール度数40度
容量700ml
購入時価格2,420円(税込)

濃い目のコーヒーでつくったカフェロワイヤルのようなリッチな味わい

チャールズ・エッジはスピリッツ業界で30 年以上フランスとイギリスを拠点に活動し、1999年には会社を設立しました。
この会社を通じて最高品質のスピリッツと木樽を調達、選定してきた経験と専門知識にを活かして、世界中の数多くの大規模およびクラフト蒸留所にあらゆる種類のスピリッツ、植物、樽を調達して供給する知識と能力により、ひっそりと業界の「頼れる」人物になっていました。

2015年、チャールズは卓越した品質を持ったウィスキーとスピリッツのブランドを生み出すことに焦点を当てたスピリッツ会社、チャールズ・エッジ・ロンドンを設立しました。
スコッツゴールドはその最初のスピリッツです。

世界中の樽の影響を理解している樽選びの専門家をチームに揃えていて、南米の持続可能な森林プロジェクトから木を選び、植林と野生化プログラムを立ち上げ、地元の樽職人と協力して特定の顧客向けに特注の樽を製造しています。
新しい蒸留所から有名蒸留所まで、日本の蒸留所からミズナラの樽を調達したり、スペインのブドウ園からPX樽を調達するなど、熟成されたウイスキーの背後にある科学と芸術性を探求しているそうです。

スコッツ・ゴールドはスコットランドで蒸留、ブレンド、瓶詰めをされています。
ローランド産グレーンウイスキーと少なくとも15種類のシングルモルトウイスキーを巧みにブレンド。
ハイランド産モルトを高濃度に加え、バーボン樽で熟成させることで卓越したウイスキーが誕生しました。
一般的に競合他社よりも熟成度の高いモルトを使用したスコッツゴールドは、著名なウイスキーライターやコメンテーターによるテイスティングにおいてもジョニーウォーカー、バランタインズ、デュワーズなどの競合他社を凌駕しています。
ウイスキー評論家兼作家のドミニク・ロスクロウも
「生意気なウイスキーで、実力以上の出来。攻撃的でなく主張があり、淡泊でなくソフトで丸みがある。大物と互角に渡り合える、優れた若手ウイスキーである。」と語っています。

「スコッツ ゴールド ブラックラベル」はスムースでまろやかな味わいを実現するために、辛抱強く熟成されているバランスのとれたクラシックなブレンデッドスコッチウイスキーです。
海外のウイスキーYouTuberのNo Nonsense Whiskyによると、スコッツ ゴールド レッドラベルよりもモルトの含有量がやや高くなっているようです。

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飲んでみた感想

香り

赤ワインのような香りとミントのような匂いがします。
そして紅茶のアールグレー、それも茶葉の匂いですね。
あとバターを塗っていないプレーンなトーストのような感じもあります。

ストレート

まず塩味と甘味なんですけど、この甘味は何と言うか、かなり上品な甘さです。
後味に少し苦味もあります。
二口目飲んでみるとその甘味、塩味、苦味が絶妙なバランスでウイスキーボンボンみたいな感覚です。
アルコール刺激もそこそこあるんですけど、気にせずおいしい部分を味わえると思います。

加水

まず少しだけ水を足して飲んでみます。
ストレートよりは控えめな甘さで塩味と酸味が少し前に出てきた感じがします。
そしてやはり後味は苦味ですかね。
スプーンの上に乗せた角砂糖に火をつけてコーヒーに入れて飲むカフェロワイヤルのような味わいでもありますかね。

もう少し水を加えてトワイスアップで飲んでみます。
かなり辛口な味わいになってますね。
ストレートや水を少しだけ加えた時と比べると甘味や塩味などはかなり引っ込んで、隠れていた辛味、そして後味に苦味といった味わいです。
僕の個人的感想ですが、ストレートや水をちょっとだけ加えた時のおいしさが半減してしまったかな、という感じですね。

オンザロック

水をちょっとだけ足した時に感じたカフェロワイヤルのような味わいがさらに強くなリました。
普通カフェロワイヤルをアイスで飲むことはなかなか無いと思いますけど、氷が入っているこれはアイスカフェロワイヤルっていう感じですかね。
甘みと苦味が一層引き立ってとても美味しいです。

水割り

ちょっぴり苦めな美味しい水といった味わいです。
フレーバーウォーターという感じなんですけど。
例えば「美味しい水○○」みたいな例えで言うと、「美味しい水カフェオレ」と言ったところでしょうか。
甘味もそこそこあるので飲みやすいといえば飲みやすいんですが、やはり少し苦味があるのでその辺で好みが分かれますかね。

ハイボール

酸味、塩味、甘味、苦味のバランスが良くてちょっぴりフルーティーな味わいです。
イチゴとレモンを合わせたようなフルーティーさですかね。
後味にちょっぴりオレンジピールのような感じがします。
甘さはやや控えめですけど飲みやすくて口当たりも割とまろやか。

ウイスキーミスト

ハイボールよりも甘味と酸味が増しましたね。
後味に苦味がちょっぴりあるのでキウイっぽい感じもするんですけど、苦味を除けばメロンサワーといった味わいがあります。
二口三口と飲んでみたんですけど、やはりこのウイスキーミストの方がハイボールより甘味が強いと思います。
僕は個人的に大きい粒の氷で作ったハイボールよりも、この細かい粒のソーダ割りの方がちょっぴり美味しく感じました。

総評

スコッツゴールドは最近イオンリカーで購入したものです。
新しいものが入ってないか見に行くんですが、今までなかったものを見つけて衝動的に買ってしまいました。
スコッツゴールドには今回ご紹介したブラックラベルの他にブレッドラベルもあるんです。
なのでレッドとブラックと味が違うんでしょうか?と店員さんに聞いてみました。
店員さん曰く「最近入ってきたばかりなので我々としても味の違いを表示したいんですけど、まだその辺の情報がないんです」と言われました。
どっちか1本買おうと思ったんですけど、自分で飲み比べてみないといけないかな、という思いが強くなって両方買ってしまいました。
「レッドラベル」も手元にあります。
それはこちらにご紹介していますので是非ご覧ください。(スコッツゴールド レッドラベル

今回飲んでみたこのブラックラベルは香りこそ紅茶のアールグレーっぽい感じがあったんですけど、飲んでみるとどちらかというとコーヒーっぽい味わいになりましたね。
苦味が強いから、ということもあるのでしょうけど、甘味もそれなりに強くて何よりコクの深さを感じました。
今、まだ手元に残っているハイボールとウイスキーミストをもう一度飲んだんですけど、さっきよりも氷が溶けた状態でハイボールはややカフェオレっぽい甘味、ウイスキーミストはメロンにキウイを加えたようなフルーティーさがありました。
割と一貫してちょっぴりコーヒーっぽさがあったかなっていうことと、甘味は割と強めでフルーティーな感じもしっかりあリましたね。

甘味

7.0

酸味

5.0

苦味

5.0

辛味

4.0

燻味

1.0

塩味

5.0

刺激

4.0

コク

6.0

お気に入り度

8.0
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