
アメリカンバーボン樽とヨーロピアン赤ワイン樽がマリアージュ!
スペック
名前 | グレンマレイ クラシック カベルネカスクフィニッシュ |
タイプ | シングルモルト |
地域 | スペイサイド |
製造元 | グレンマレイ蒸留所 |
熟成樽 | カベルネ樽 |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
購入時価格 | 3,278円(税込) |
赤ワインを感じられるウイスキー
現在は住宅地になっていますが、グレンマレイはもともとエルギンの境界線から外れた場所にあり(かつてバーグの絞首台があった場所です)、横を流れるロッシー川から得るその水を仕込み水に、その水流を動力に蒸留所としてスタートしました。
しかしその反面、蒸留所は定期的に洪水に見舞われていました。
元々は1830年から地ビールを製造していたエルギン・ウエスト・ブルワリーを、ウイスキーブーム真っ只中の1897年、ロバート・ソーン&サンズ社がグレンマレイ蒸留所として創業しました。
以来、2基の蒸留器を備えて、シングルモルトスコッチウイスキーを生産しています。
1910年にグレンマレイ蒸留所は諸々の事情から一旦閉鎖されました。
その後1923年にマクドナルド&ミュア社(グレンモーレンジィのオーナー)に買収され再稼働、現在ではラ・マルティニケイズ社の傘下になっています。
1958年には2基のスチルが追加され、今では約200万リットルの年間生産量を誇っています。
2019年、「カベルネカスクフィニッシュ」は、エルギン・クラシック・ボトリング・シリーズとしてリリースされた、6番目のウイスキーです。最初にバーボンオーク樽で何年も熟成させた後、カベルネソーヴィニヨンのワインを入れていた樽に移して約14月間熟成させました。
独特の味わいで知られる「カベルネカスクフィニッシュ」は、風味豊かなスペイサイドシングルモルトの滑らかさと、上質なカベルネソーヴィニヨンの風味を兼ね備えています。
カベルネ・ソーヴィニヨンの力強いブラックカラントや甘いチェリーの香りが加わり、赤ワインの風味とバニラオークの甘い香りが混ざり合った、リッチでフルーティーなウイスキーと言われています。
飲んでみた感想
香り
材木とボンドの匂いがします。
アルコール刺激はそこそこ強いですね。
最後の方でぶどうジュースの濃縮原液みたいな香りがします。
刺激はそこそこあるんだけど嫌な感じではありません。
ストレート
まずアルコール刺激がきますけど、その後からちょっと渋めの葡萄・・・巨峰みたいな甘味。
これは赤ワインの風味なのかな?渋めの甘さですね。
ちょっと渋めな辛さがあるんだけど、それよりも甘さが強く、フルーティーさもあります。
加水
ストレートがそのまま薄まった感じです。
水を加えたことで、アルコール刺激は少し弱くなってまろやかさが出てきましたが、他の味はさほど変わらない。
フルーティさがさらに強くなりました。
オンザロック
ちょっと渋めのブランデーっていう味わいです。
ウイスキーばかり飲み続けてきた僕の記憶の片隅にあるブランデーっぽさを感じました。
実際ブランデーと比べたら全然違うのかもしれないけど(^^;
甘くて渋くて辛くて美味しいです。
後味は甘さが一番残ります。
水割り
アルコールの刺激が少し弱まって、かなり飲みやすくなりました。味はしっかりしていて、輪郭のはっきりした味。
赤ワインをさらに強く感じてきます。
ハイボール
カベルネっていうことで先入観もあるのかもしれないけれど、しっかりと赤ワインを炭酸で割ったっていう感じがします。
もしかするとウイスキーとしては邪道な部分があるかもしれないですね。
赤ワイン樽熟成ってことを知らないで飲んだらどうなんだろう。
機会があったら、これだと知らされず、何かわからないまま飲ませていただきたいです。
総評
最終熟成に使った赤ワイン樽のテイストがしっかり味わいがあります。
こんなにも赤ワインが感じられるんですね。
香りはあまり評価できないですけど、「飲み物」ですから香りのところは気にしなくていいかな?
色はグレンマレイクラシックのシリーズ中では一番赤みがかっていて濃いかな?
シリーズの中ではちょっと高めで、コスパ的にはちょっと微妙です。
3300円(税込み)で買ってきましたが、ここまで出すと他のシングルモルトも色々買えますからね。
だけど、「カベルネカスクフィニッシュ」は他に比べられるものがないのでドハマりしたら、こればっかりという人がいるんじゃないかなと思います。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度
他の人の感想

グレンマレイ クラシック カベルネカスクフィニッシュとは知らせずに飲んでもらった感想です!

アルコール感が先に来てその後にシェリー樽の香り、すぐにフワッと抜けるような軽い印象。味の余韻がもう少しあるといいかな。72点