ザ・グレンリベット 12年

シングルモルト

「ウィスキーは苦手」という人にぜひ飲んでほしいウイスキーだよ!

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スペック

名前ザ・グレンリベット 12年
分類スコッチウイスキー
タイプシングルモルト
地域スペイサイド
製造元グレンリベット蒸留所
アルコール度数40度
容量700ml
購入時価格2,998円(税込)
¥3,828 (2023/01/27 00:36時点 | Amazon調べ)

レビュー

スコッチウイスキーの原点!

1774年にアンドリュー・スミスがグレンリベット南部にあるアッパードルミンの農場で蒸留を開始。
息子ジョージ・スミスは豊かな泉に囲まれたこのアッパードルミン蒸留所で蒸留の技術を学び、ゆっくりと時間をかけてウイスキーを作り出していました。

1823年に酒税法改正により税率が下げられたことで1824年、ジョージ・スミスはいち早くエルギンに出向き、英国政府公認第一号の蒸留所として承認され、「ジョージ・スミスのウイスキー」は密造酒からスコッチ・ウイスキーになりました。
ザ・グレンリベットはスコットランドで最も古い蒸留所と思われがちですが、実際は公認されたのが一番最初、すなわちスコッチウイスキー最古ということになるのです。

政府公認になったことを他の密造者たちは良く思わず、彼を裏切り者と決めつけて絶えず命を狙うようになります。
そのためジョージ・スミスは拳銃2丁を携行していたことは有名な話です。
後々、政府の規制も徐々に和らいでいき、スコットランド内の公認の蒸留所も増えていきました。

グレンリベット教区で最初の合法的な蒸留酒「グレンリベット」は品質を保証する代名詞になり、多くの蒸留所が公認第一号のスコッチウイスキーの名声にあやかろうと、競い合うように「グレンリベット」の名前を使用するようになります。
アベラワー・グレンリベット、オルトモア・グレンリベット、バルメナック・グレンリベットなど、実にその数は25にも及びました。
こういった模倣者たちは、「グレンリベット」の名前を使用するだけではなく、”ジョージ・スミスのウイスキー”のスタイルそのものまで模倣し始めてきました。

1870年代、息子のジョン・ゴードン・スミスは、多くの蒸留所が「Glen」または「Livet」のどちらかをラベルに表記していたのに対し、名前使用の唯一の権利を申請します。
1881年には孫のジョージ・スミス・グラントと一族のウイスキーを守るために、「グレンリベット」を社名に加えた会社を提訴しました。
1884年”ジョージ・スミスのウイスキーだけが本物”という証拠である定冠詞の”THE”をつけることが認められ、唯一無二の「THE GLENLIVET」となりました。
妥協案として他の蒸留所は「-Glenlivet」として名乗ることができるようになりましたが、現在ではこの慣習は消滅しているようです。

「ザ・グレンリベット 12年」は、バランスのとれたスペイサイド・シングルモルト・スコッチウイスキー。
ザ・グレンリベットの特徴的なクラシックなシングルモルトウイスキーは、まず最低12年間、ヨーロピアンオークで熟成された後、アメリカンオーク樽で時間をかけて熟成されます。
これによってバニラの香りが付与され、ウイスキーに独特の滑らかさが生まれます。
ジョシーズウェルから湧き出るミネラル豊富な水は、マッシングと発酵中に風味の形成を助け、銅製スチルの特殊な高さと幅は、繊細かつ複雑な個性を加えています。

2020年にはインターナショナル・スピリッツ・コンペティション(ISC)金賞受賞。
他のすべてのスペイサイド シングル モルトを評価する基準であり続けています。

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テイスティング

香り

ベンジン、シンナー、樹脂用の接着剤の中間の匂いですね。
その後からフローラルな感じがあって、奥の方にちょっぴりピートが香ってるかな。
何度も近づけたり遠ざけたりしていると、べっこう飴のような匂いもします。
あとバラの花のように割と香り強めな花の匂いですね。

ストレート

水やお茶を飲むようにスーッと入ってきます。
アルコールの抵抗感みたいなのが無いですね。
軽やかな飲み口です。
甘味・酸味・苦味がバランス良くて、口当たりがマイルドですね。
アルコール刺激もあるにはあるんだけど、心地良い刺激です。
他のウイスキーでも何度か言ってますけど、ウイスキーの語源は命の水ですよね、まさにそれだと思います。
おいしい水よりも美味しいという飲み心地。

加水

まずちょっとだけ水を加えてみると 甘味がグンと増しました。
甘くてフルーティで、ちょっぴりスモーキーという飲み応えです。
この飲み方はとても美味しいんだけど普通、飲む時にわざわざ水をちょっとだけ加えることはしないですよね。
でも、ザ・グレンリベット12年は水ちょい足しがものすごく美味しいことは覚えておこうと思いました。

もう少し水を足してトワイスアップにしてみます。
さらにマイルドになりました。
薄まって味がぼやけず、飲みやすさがアップした感じですね。
ウイスキーあんまり好きじゃない人にこの飲み方で飲んでいただいたら「あれ、ウイスキーってこんなに美味しかったの」って言ってもらえるんじゃないでしょうか?
でも僕はどちらかというと、ちょい足しの方が好きかな。

オンザロック

オイリーな感じになりました。
そして味は甘味苦味が強くなった感じがしますね。
後味はちょっぴりスモーキー。

水割り

水ですね。
おいしい水です。
まさに命の水と言えるんじゃないでしょうか。
「ウイスキーは癖が強いから嫌い」って言ってる人はこれを飲んでみてください。
これはウイスキーの水割りなのかと、にわかには信じられないかもしれないですよ。
グイグイ飲めちゃうと思います。
飲み過ぎ注意!!

ハイボール

グラスに氷を入れて炭酸水で割っただけなんですけど、 ジンジャーエールで割ったのかっていうぐらいの味になってます。
こう言ってしまうとこれ以上どういう説明が必要なんだろうとちょっと悩んでしまいますが、甘くてフルーティーで、酸味があってちょっぴり辛いというハイボールなんですけど、ソフトドリンクというテイストですよ。
さっき水割りの時においしい水って言ったんですけど、これは美味しいジンジャーエールです。
さすがにこんな言い方はしませんけど、命のジンジャーエールという感じですね。
これもグイグイ飲めちゃいますから、これも飲み過ぎ注意です。

総評

スコッチウイスキーの原点とも言えるザ・グレンリベット12年ですけど、さすがですね。
命の水と言う言い方をしましたけど、まさしくそう言ったウイスキーです。
これを王様が気に入ったというのは当時と今は味が違うと思うんですが、本質は一緒だと思うので当然の流れだと思いますね。
癖のない美味しさです。
ウイスキーが嫌いだと言っている方もこれは一度飲んでみていただきたいです。
もちろんウイスキー入門編としてもおすすめですよ!

チャートと点数

総合点 

90点 / 100点

コスパ
3.5
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