ロッホローモンド シグネチャー

ブレンデッド
ひとつの蒸留所でモルトからグレーンまで全て造られちゃう
珍しいブレンデッドなんだよ
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スペック

名前ロッホローモンド シグネチャー
分類スコッチウイスキー
タイプブレンデッド
地域ハイランド
製造元ロッホローモンド蒸留所
アルコール度数40度
容量700ml
購入時価格2,089円(税込)
¥2,618 (2023/01/26 00:04時点 | Amazon調べ)

レビュー

ブレンデッドスコッチの新しい風かもしれない

ロッホローモンド蒸留所はハイランド地方に位置する美しいローモンド湖からわずか数分のところにあります。
1814年にローモンド湖の北端「ターバート」に創設、リトルミル蒸留所の第2工場として操業を開始しました。
一時は閉鎖されたこともあったロッホローモンド蒸留所ですが1966年にはリトルミル蒸留所の敷地内に移転し、再開しました。
1993年にグレーンウイスキーの製造設備を導入したロッホローモンド蒸留所は、当時のスコットランドで唯一、グレーンウイスキーとモルトウイスキーの両方を製造することができる蒸留所になりました。
蒸留所内には樽貯蔵庫を持つ、スコットランドで4つの蒸留所のうちの1つでもあります。
独自の樽工房を持つことで、樽の修理や炭化を厳しい基準で行うことができ、すべての樽がロッホローモンドウィスキーの熟成に最適な状態になります。

シングルモルト スコッチ ウイスキーの定義をご存じでしょうか。
スコットランドにある単一の蒸留所で、大麦麦芽、酵母、水のみを使用し、銅製のポットスチルで蒸留したウイスキーと法律で定義されています。
アルコール分94.8度未満で蒸留した後、700L以下のスコットランドのオーク樽で3年と1日以上熟成させ、アルコール度数最低40%以上で瓶詰めされたものを指します。

対して、ブレンデッドウイスキーは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて作られたウイスキーのことを言います。
一つの蒸留所という決まりはなく、ほとんどの場合、複数の蒸留所のウイスキーを使用しています。

2009年に改訂されたスコットランドの規定では、「製品に蒸留所の名前を冠する場合、その蒸留所で造られたウイスキーが100%含まれてなければならない」という項目が導入されています。

以上の定義を踏まえ、このロッホローモンド シグネチャーは、ロッホローモンド蒸留所の特性を生かした非常に珍しい、「シングル ブレンデッドウイスキー」となりました。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後、蒸留所の100カスク・ソレラシステムに加えられたものです。
ソレラの熟成には、オロロソシェリー樽と自社工場で再加工されたアメリカンオーク樽が使用されています。

ソレラ・システムとは
ソレラとは「床」を意味します。
ワインのシェリー熟成法で、何段にも樽を積み重ねた一番下の樽から、決められた量を取り出し、一番下の樽の減った分を二段目の樽から継ぎ足し、さらに二段目の樽の減った分からまた上の樽からという継ぎ足します。
一番上の樽に常に最新のワインを足していくというシステムです。
泡盛も樽ではなく瓶を使った同じシステムで作られています。

日本では2022年3月1日に正規販売が開始されたばかりですが、International Wine & Spirits Competition(IWSC) 2019 にて98点を獲得、International Spirits Challenge 2021 金賞獲得、San Francisco World Spirits Competition2021 金賞獲得した実力のある1本です。

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テイスティング

香り

まずフローラルな甘い香りがします。
そして、蜂蜜のような匂いとドライアイスのような匂い感じですかね。
玉ねぎを切った時のみたいなツンとした刺激がちょっぴりあるんですが、涙が出ることはありません。
切り出したばかりの材木のような匂いもしてきます。

ストレート

甘辛くて、そして、ちょっぴり塩味も感じられ、程よいアルコール刺激もあります。
苦味はあまりなく、すっきりとした味わい。
後味に辛さ控えめな担々麺を食べた後みたいな辛さを感じてしまいました。
余韻にメープルシロップのような甘みもあります。

加水

ちょっぴり水をくわえただけで塩味が強くなりました。
甘味はしっかりあるんですが、麺つゆにタバスコを加えたような風味ですかね。
こんな言い方だとちょっと美味しくなさそうに思うかもしれないですけど、良い意味で結構絶妙な味わいです。

トワイスアップにしてみます。
ちょっと薄まって味がぼやけた感じがしますね。
正直ウイスキーを飲んでるという感覚が弱まってます。
僕が分かる範囲で言うと蕎麦焼酎に近いかな・・・。

オンザロック

甘苦いです。
ここまで割と感じなかった苦味が一気に出てきましたけど、嫌な苦味じゃないですね、これは。
それほどスモーキーって訳ではないんですけど、なんかピート感が苦味の方向にいってるのかなって思います。

そして、前に飲んだことのあるロッホローモンドシングルグレーンの味わいがほんのりと感じられるんです。
トワイスアップの時に蕎麦焼酎に近いって言いましたが、そのグレーン由来のものなのかなとオンザロック飲みながら思いました。

水割り

甘さ控えめな水割りです。
だからといって辛口でもないので、中口といったところでしょうかね。
そして、後味にそこそこ辛み渋みがあるので、ウイスキーに慣れてない方はちょっときついかもしれません。

ハイボール

コクのあるハイボールですね。
はちみつのような感じだけれども甘さ控えめで、巨峰のような渋めなフルーティーさも感じます。
ソーダを多目にしてみると、アルコール感が薄くなってかなり甘さ控えめなジンジャーエールのような味わいになりました。

総評

このウィスキーはストレートでいただくのが一番美味しい飲み方なんじゃないかな。
薄めていけばいくほど、なんかめんどくさい味わいになってくと思うんですよ。
水ちょい足しやオンザロックは微妙ながら、まだ美味しいという感想。
ハイボールは好みによって分かれると思いますね。
僕は美味しいともまずいとも言えない中間なんですけど、 甘さ控えめのハイボールを求めている人にはピッタリかもしれません。
ロッホローモンド蒸留所で作られたモルト原酒、グレーン原酒だけで構成されているというのがこのウイスキーの売りなんだと思います。
この特徴は評価できますが、味わいの評価は人によって感じ方が変わるかなと思いました。

チャートと点数

総合点

70点 / 100点

コスパ
2.5
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