ウィリアム ローソン

ブレンデッド
ウィリアム・ローソンさんは解雇された後どうなったんだろう?
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スペック

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名前ウィリアム ローソン
分類スコッチウイスキー
タイプブレンデッド
製造元ウィリアム・ローソンズ ディスティラーズ社
アルコール度数40度
容量1,000ml
購入時価格1,980円(税込)
¥2,420 (2023/01/26 13:14時点 | Amazon調べ)

レビュー

ストレート、オンザロックで飲みたいブレンデッド

ウィリアム・ローソンは1853年スコットランドで生まれました。
彼の人生に対する姿勢は「NO RULES」、変わった人だったと言われています。

後にアイルランドに移住し、1898年にはダブリンのブレンディング・瓶詰、輸出会社エドワード・アンド・ジョン・バーク社の輸出マネージャーに就任。
当時のウイスキーに疑問を持っていた彼は、自分の思う最良のブレンデッドスコッチウイスキーを作り、そのウイスキーに自分の名前をつけたいと雇用主を説得しました。
翌年、「Lawson’s Liqueur Whiskey」はボトルに詰められ、その際にウイスキーのブランドとして”W Lawson&Co”という名も商標登録しました。
1890年バーク社が有限会社となると、ローソンは会社秘書を務めるようになり、翌年には取締役に就任。
しかし、1903年11月にバーク社から解雇されました。
その理由は明らかになっていません。

バーク社はダンディー・シティにある宿泊施設を利用してウイスキーのブレンドを行っていましたが、1923年頃にはブレンディングとボトリングの一連の作業をリバプールへ移しました。
1963年9月、イタリアのマルティーニ・エ・ロッシ社の一部であるクランマンロー社がローソンの商標を購入。
Distillers Company Ltd (DCL) のブレンド「ピーター・ドーソン」と混同しないよう「ウィリアム・ローソン」というブランド名で展開することを合意しました。

会社は1967年、リバプールからコートブリッジに移転。
2年後にウィスキーの利益を全てクランマンロー社からマルティーニ・エ・ロッシ社に引き継ぐ目的で、ウィリアム・ローソン ウイスキー社が設立されました。
この買収は1972年に完了し、新会社名はウィリアム・ローソンズ ディスティラーズ社に変更されました。
同年、ウィリアム・ローソンズ ディスティラーズ社はマクダフ蒸留所を買収しています。
そのシングルモルトはグレンデベロンとして販売されました。

1993年、バカルディがマルティーニ・エ・ロッシ社を買収。
バカルディの傘下に入った「ウィリアム ローソン」の売上は劇的に上昇しました。
ウィリアム・ローソンズ ディスティラーズ社は1998年にはグラスゴーの東端にあるパークヘッドに新しく本社を移転すると、「ウィリアム ローソン」の数量は2010年から2014年にかけてほぼ倍増、2014年には310万ケースを占め、世界で6番目に売れているウイスキーになったのです。
2008年にロシアに輸出されたのをはじめ、フランス、スペイン、ポルトガル、メキシコでも好調な売れ行きを見せています。

「ウィリアム ローソン」は、マクダフ蒸留所のスペイサイド・シングルモルトをベースに、約30種類のモルトウイスキーと、グレーンウイスキーをブレンドしてオーク樽で熟成。
1849年にウィリアム・ローソンが初めて製造したブレンドと同様に、現在もモルトの含有量が高い状態で製造されています。

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テイスティング

香り

トーストしていない食パンのような匂いです。
しかもバターを塗ったような感じですね。
微かに万年筆のインクのような匂いも漂ってきます。
そしてマーガレットのような鼻通りの良い香りです。
アルコールの刺激は割と弱めですね。

ストレート

まずは甘味、そして辛味と続きます。
口に含んだ状態でアルコール刺激と、ちょっぴり酸味が感じられますかね。
後味に少し苦味があるんですけど、フルーティーな感じでもあります。
割と薄味に感じますけど、しっかりとした味わいですので、物足りないということはないと思いますよ。
とても飲みやすいです。

加水

ちょっとだけ水を足してみます。
ストレートよりも辛味と苦味が前に出てきて、甘味をちょっと押さえ込んじゃった感じ。
しっかりアルコール飲料といった味わいですね。
ほんの少し水を足しただけなんですが、これだと今ひとつで、飲みやすさが半減してしまいました。

もう少し水を加えていきます。
トワイスアップぐらいしてみたんですが、これだと甘味も辛味も苦みも全て引っ込んでしまって物足りない味わいになってしまいました。
もはやウイスキーなのか何だかわかんないアルコールですね。
焼酎って言われれば焼酎だし、ウォッカって言われたらウォッカにも感じるし。
まあ、でもやっぱりどっかちょっとウイスキーなのかなっていうぐらいの味わいです。

オンザロック

口当たりはオイリーで甘味が強いです。
そして適度な苦味があって絶妙なバランスですね。
辛味、刺激はあまり強くはないです。
後味は程よい酸味とスモーキー。
コクのあるオンザロックでじっくり飲んでいきたい味わいです。

水割り

トワイスアップで味がぼやけてしまったので、ちょっぴり濃い目の水割りにしてみました。
でも、トワイスアップと同じような味わいですね。
もう一度同じようなことを言うのもなんなので、トワイスアップの項目を参照していただき、それが氷で冷やされたというテイストだと思ってください。

ハイボール

これまたトワイスアップや水割りと同じような感想になってしまいます。
炭酸が効いているのでそれがちょっとアクセントにはなるんですけど、本当にウイスキーなのかなっていう味わいですね。
ウォッカをベースにしたとても味の薄いレモンサワーといった感じでしょうか。
不味いというわけではないんですけど、ウイスキーを飲んでいるという感覚にはなれません。
なんでもいいから酔いたい、でも悪酔いはしたくないという方にはおすすめできます。

ウイスキーミスト

ロックアイスのハイボールよりも苦味や辛味が妙に強くなって、飲み辛くなった感じがします。
これだと僕は何杯も飲みたいとは思いませんね。

総評

今回は1Lのボトルを買ってきました。
購入価格は1,980円だったので、700mlで計算したら1,386円。
安いですよね。

この「ウィリアム ローソン」は世界的に見てもスコッチウイスキーの売り上げトップ5に入る銘柄なんですよ。
なのに日本ではそれほど浸透してないですよね。
その辺が僕には謎だったんです。
世界的に売れているのに日本では知名度も低いし、ほぼ見かけないじゃないですか。
その謎解きができた気がします。
日本ではウイスキーをハイボールや水割りなんかで飲むのが主流で、ストレートやオンザロックという飲み方は日本では大衆に根づいていないと思います。
「ウィリアム ローソン」はハイボールや水割りで飲むとストレートやオンザロックで感じた美味しさが薄れ、飲んでいて面白くない、むしろ美味しくないとも感じてしまうのです。
これだと日本では受け入れられませんよね。

でもストレートやオンザロックではかなり美味しくいただけるんですよ。
ストレートだけなら80点は付けられます。
ストレートで飲むのが主流の国では、評価がかなり高いのではないでしょうか。
是非ストレートもしくはオンザロックで飲みたいと思います。

チャートと点数

総合点

65点 / 100点

コスパ
2.5
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