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でも、うねうねしてます
スペック
名前 | グレンマレイ 12年 |
タイプ | シングルモルト |
地域 | スペイサイド |
製造元 | グレンマレイ蒸留所 |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
購入時価格 | 3,080円(税込) |
12年のシングルモルトでこの値段はミラクル!
1897年、スペイサイド・エルギンにあったエルギン・ウエスト醸造所跡地にグレンマレイ蒸留所は作られました。
ロッシー川の清らかな水、麦芽、伝統的な銅製蒸留器での蒸留、アメリカンオーク樽での熟成が、なめらかでバランスのとれたグレンマレイのウイスキーを作り上げています。
グレンマレイ蒸留所は120年以上にわたり、他社のブレンド用モルト原酒を造っていた一方で、さまざまな樽で熟成させてきました。
当時、他社ではやっていなかった、熟成したシングルモルトをポート樽やワイン樽など多種多様な樽で後熟。
この実験的なアプローチは大変珍しく、幅広い風味のウイスキーが楽しめられているようになりました。
「グレンマレイ 12年」はヘリテージ・シリーズの1つです。
後熟に珍しい樽などを使用せず、アメリカンオーク樽のみで熟成されています。
手頃な価格で楽しめるスペイサイドのシングルモルトとしても貴重です。
受賞歴も多く、 インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2020 金賞、 インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2019 ダブルゴールドなど、高い評価を得ています。
飲んでみた感想
香り
大人しめな香りですね。
アルコール刺激はほとんどないです。
いかにもウイスキーですっていう感じではありません。
しばらく嗅いでいるとウッディでフローラルな香りがかすかにしてきます。
甘さと酸味を連想させるような匂いですかね。
ストレート
甘口で塩味と酸味がほどよくきいています。
後から辛味が追いかけてきて、後味にちょっぴり苦味といったところでしょうか。
口当たりが良くてクセがなく、とても飲みやすいです。
かなり甘さ控えめなビターチョコレートに合わせると、とっても美味しくいただけるんじゃないかな。
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加水
まず少しだけ水を加えてみましょう。
甘さが少し引っ込んで塩味、酸味、辛味といった味わいになりました。
苦味はあまり感じないですね。
これまたとても飲みやすいです。
トワイスアップにしてみます
塩味が少し前に出てきましたけど、基本的に甘口ですね。
やや辛口な白ワインのような感覚でグイグイ飲めます。
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オンザロック
ウッディで濃厚な甘口です。
甘味の後に苦味、辛味はありますけど、基本的には甘さの方が勝っていると思います。
後味にちょっぴりスモーキーさを感じますね。
これもグイグイ飲めるオンザロックだと思いますよ。
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水割り
やや甘さ控えめなんですけど、甘口です。
ちょっとハッカやミントのようなスーッとした感じがあって、尚且つわずかに辛味と苦味があるんですけど、これも飲みやすい。
後味にほんの少しですが、スモーキーさがあるかな。
ある程度想像はついていたんですけど、この水割りもとても美味しいです。
薄くて物足りないとかそういう感じでもなく、しっかりウイスキーを味わえますね。
水割りなんですけど、コクも感じられます。
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ハイボール
巨峰とマスカットの中間、ブドウ系のフルーティーハイボールといったところでしょうか。
ちょっと氷が溶けてくると青りんごのような味わいもあります。
甘味、酸味、塩味あたりがとてもバランスよく、後味がちょっぴり、本当にちょっぴりスモーキーといった味わいですね。
飲みやすいです。
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ウイスキーミスト
甘口でフルーティーなんですけど、苦味も強めですね。
後味にちょっぴり辛味と塩味が感じられます。
これをどういう味わいと表現したらいいのか、とても迷うんですが、ちょっぴり辛味の足りないドクターペッパーみたいな感じという言い方でどうでしょう?
とても分かりづらいとは思いますが。
もうちょっといい表現がないのか今考えてみてるんですけど、他に浮かびませんでした。
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総評
僕は個人的にとても美味しくいただけました。
どんな飲み方をしても本当に美味しいです。
このウイスキーは前に2回ほど飲んだことがあるんですけど、その時はここまで美味しいと思わなかったように記憶しています。
もしかすると味が変わっている可能性がなくはないんですが、とても口当たりが良いです。
しかも12年でありながら、リーズナブルなシングルモルト。
これだけの味わいで3000円程度ですよ。
個人的感想としては、これはお買い得ですよね!
ノンエイジのクラッシックシリーズにシェリーカスクやポートカスクなどがありますけど、12年よりも高かったりします。
何度も言いますけど、これ、12年のシングルモルトです。
それがこの値段、本当にリーズナブル。
本当に個人的な感想ですけど、めちゃめちゃ美味しかった。
ウイスキーを趣味にして良かったなと今回の「グレンマレイ 12年」を飲んで本気で思いました。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度