ディーンストン ヴァージンオーク

シングルモルト
アメリカの法律(バーボン法)では、ウイスキーは焦がした新樽の容器で最低2年間熟成させなければならないと定められています。
大半のスコッチ ウイスキーの熟成に使用されてるオーク樽は、アメリカでウイスキーの熟成に2年間以上使用したものが多いそうです。

スペック

名前ディーンストン ヴァージンオーク
タイプシングルモルト
地域ハイランド
製造元ディーンストン蒸留所
アルコール度数46.3度
容量700ml
購入時価格3,300円(税込)

ストレートでとても美味しい甘口シングルモルト

「ディーンストン ヴァージンオーク」はディーンストン蒸留所のシングルモルトウイスキーです。
ディーンストン蒸留所は南アフリカを拠点とするディステル・グループ・リミテッド社が所有する蒸留所の一つでしたが、ディステル社は2023年4月26日、ハイネケンに買収されています。

ディーンストン蒸留所はティース川のほとりにあり、1785年に綿花工場としてスタートしましたが1965年に閉鎖しウイスキー造りを始めました。
この蒸留所はスコッチウイスキーの基準からすると比較的近代的で、オーガニック・フード・アソシエーション(有機食品協会)の認定を受けています。
とはいえ、日本でディーンストンが知られるようになったのはごく最近で、少しずつ知られるようになってきました。

「ディーンストン ヴァージンオーク」は、一般的なスコッチ ウイスキーの樽とは異なり、ケンタッキー産のアメリカンオークの新樽で熟成されています。
ケンタッキー州を拠点とするグラスウェーの家族経営樽製造所、ケルヴィン・クーパレージから調達しており、 樽は激しく焦がした後、ディーンストンに運ばれて熟成に使用されています。

「ディーンストン ヴァージンオーク」は熟成年数の記載はありませんが、まず元バーボン樽で熟成させ、次にアメリカンオークの新樽で仕上げて、熟成には6〜8年と言われています。
ノンチルフィルタードで風味を閉じ込め、無着色です。

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飲んでみた感想

香り

ホームセンターの材木売り場に来たような感じです。
おそらく新t樽の匂いがしっかりして、ウッディさを感じられるんだと思います。
一緒に木工用ボンドのような匂いも漂ってきますね。
ちょっぴり墨を吸った時の匂いというか、墨汁のような感じもします。
そして、うっすらとフローラルな香りもしてますかね。
甘味を想像させる感じです。

ストレート

甘口な味わいです。
甘味と一緒に少し塩味と酸味があって、後から辛味が追っかけてきます。
仕上げはアルコール刺激、というところですかね。
後味にちょっぴり苦味があります。
甘口で飲みやすいですね。

加水

少しだけ水を足して飲んでみます。
いきなりかなり辛口になりました。
アルコール刺激も強めです。
ストレートの時の味を想像しながら口に含んだので、思わずむせてしまいそうになりました。
辛味やアルコール刺激の後から、しっかり甘味はやってくるんですけど、ちょっとびっくりしましたね。
落ち着いてもう一口飲み直すと、それなりに飲みやすいんです。
けれど、ストレートとこんなにも味が違ってくるものかと驚きです。
本当にちょっぴり水を足しただけなので、濃さはあまり変わっていません。
アルコール度数が46度なのでストレートと飲み比べた時に、違うウイスキーなんじゃないのって思っちゃうんじゃないかな。
僕は多分そういう感じです。

トワイスアップにしてみます。
ビタースイートですね。
苦味、甘味、そして塩味もそこそこきいています。
ビターチョコレートのような味わいともいえますかね。
ストレートから3通りの飲み方をしましたが、全然違う味わいになってるんじゃないかと僕は思います。

オンザロック

ウッディでスイートビターな感じですかね。
甘苦いです。
そして適度なアルコール刺激が感じられますね。
後味はまた追い打ちをかけるように苦味があります。
かなり渋めなオンザロックなんじゃないでしょうか。

水割り

あまり甘口な感じではなく、苦味、塩味、酸味が先にきて、後から辛味と甘味がやってくるような感じです。
ちょっぴり渋めな水割りになりました。
この水割りはウイスキーがあまり好きでない方だと、ますますウイスキーを嫌いにしまう恐れもなくはないと僕は思いました。
ウイスキーはものすごく好きですって人には何の問題もなく美味しくいただけるんじゃないかということは言っておきましょう。

ハイボール

ウッディで少しフルーティーでやや酸味のきいたハイボールです。
あまり甘口な感じではなくて、少し塩味がきいて、ちょっぴり苦味もあって、程よい酸味もあります。
ヴァージンオークの真価がこのハイボールでかなり発揮されているんじゃないでしょうか。

ウイスキーミスト

かなり渋めの味わいですね。
苦味と酸味がしっかりきいています。
ちょっぴりウッディーな感じがありますけど、他に何か味わいを感じるかと言うと先ほど言った苦味酸味くらいですかね。
本当にちょっぴりですがスモーキーというかイソジンうがい薬のような味わいが感じられます。

総評

飲み方によってかなり味が変化するなという印象です。
ストレートで飲んだ時はこれは甘口なウイスキーなのかなと思ったんですけど、そうはならなかったですね。
実際どうだったかはそれぞれの項目を読んでいただきたいんですけど、何しろ飲み方で変わります。
その中で僕が一番美味しいと思えたのはストレートですね。
水や氷を加えるよりも、これが一番美味しいと思いました。
それ以外ではしいて言うと、ハイボールがそこそこ美味しかったかな。
ストレートでシンプルにウイスキーを楽しみたいという方におすすめなシングルモルトなのかなと思います。

甘味

6.0

酸味

4.0

苦味

4.0

辛味

4.0

燻味

2.0

塩味

4.0

刺激

4.0

コク

4.0

お気に入り度

8.0
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