スペック
名前 | フィンラガン シェリーフィニッシュ |
タイプ | シングルモルト |
地域 | アイラ |
製造元 | 非公開 |
ボトラー | ザ・ヴィンテージ・モルト・ウィスキー・カンパニー |
アルコール度数 | 46度 |
容量 | 700ml |
購入時価格 | 4,270円(税込) |
「スモーキーシェリー」スモーキーでありながら、甘さが支配
フィンラガンは、アイラ島の歴史的な廃墟であるフィンラガン城にちなんで命名されたものです。
フィンラガン湖のほとりにあったフィンラガン城は、スコットランド王国の騎士であり「ロード・オブ・ザ・アイルズ」(諸島の主)の称号を持つ、ドナルド家の居城でした。
今では廃墟になってしまった城は観光名所となっていて、ザ・ヴィンテージ・モルト・ウィスキー・カンパニーも支援する慈善団体「フィンラガン・トラスト」によって維持されています。
ザ・ヴィンテージ・モルト・ウィスキー・カンパニーは、1992年にモリソンボウモア ディスティラーズの元ディレクターであるブライアン・クックが設立した家族経営の会社で、スコッチウイスキーのボトリングを専門にしています。
フィンラガンはアイラ島のシングルモルトウイスキーということ以外、どこの蒸留所で作られているのかは、ごく一部の人しか知らない秘密です。
現在、フィンラガンは世界30カ国以上で販売されています。
2016年に2種類のウイスキー、ポートウッドフィニッシュとシェリーウッドフィニッシュが登場しました。
シェリーフィニッシュはシェリーカスクで仕上げ、アルコール度数46%でボトリングされています。
スモーキーではありますが、甘さが支配しています。
少量生産のため、なかなか出会うチャンスが無いかもしれないので、見つけたらぜひゲットしてみてください。
飲んでみた感想
香り
かなりピートは強めです。
そして石鹸とシンナーのような臭いがします。
薔薇のようなちょっとキツめな花の香りもありますかね。
そして色はブラウンで、このラベルの色がまさにウイスキーの色を表しています。
ストレート
ピートが効いていて、さらに甘味と酸味が強烈です。
アルコール刺激は相当強いですよ。
でもそれが気にならないくらいとても華やかな味わいですね。
そして塩味や辛味もしっかりあります。
苦味もあるんですけど、他の味覚の強烈さに負けているのか、まろやかな苦味に感じます。
加水
まず少しだけ水を加えてみます。
スイートビターな味わいが、スモーキーさに包まれているっていう感じですかね。
アルコール刺激はかなり抑えられて飲みやすくなりました。
後味にちょっぴり酸味がありますね。
ストレートの華やかさはないんですけど、これぐらいの方が落ち着いてゆっくり飲めそうです。
トワイスアップにしてみます
甘くてスモーキー。
後味に苦味はあるんですけど、とても口当たりが柔らかくて飲みやすいです。
スモーキーシェリーというのがぴったりじゃないですか。
オンザロック
アルコール度数は46%なんですけど、フィンラガンカスクストレングス(58%)並の強さを感じます。
塩味の効いたスモーキーさで、シェリー樽の甘味がしっかり効いています。
ラフロイグセレクトなどにも通じるところがあるのかもしれないです。
だけど僕はフィンラガンシェリーフィニッシュの方が飲みやすいですね。
水割り
いやー美味しいですね。
これはまず甘味が先にやってきて、それから優しくスモーキーな感じです。
ちょっぴりジューシーでまろやかな味わいですよ。
僕は水割りという飲み方はあまり好きではなくて、あまり水割りでは美味しいと感じるものはないんですね。
でも、このウイスキーはどんな味かと言う前に「美味しい」っていう言葉が出たぐらい、本当に美味しい水割りでした。
ハイボール
以前フィンラガンカスクストレングスとグレンファークラス105を1:1で混ぜてハイボールにしたことがあります。
それは僕の理想の味を求めてのことだったんですが、今飲んでいるこのハイボールはまさにその時のような味わいです。
甘くてスモーキーで酸味の効いたフルーティーさが、バッチリあるという理想的なハイボールです。
これはスモーキーウイスキーが苦手という方にも、一度飲んでいただきたいですね。
あくまでも僕の好みで言ってますが、今まで飲んできた中で最高のハイボールでした。
ウイスキーミスト
ハイボールよりチョッピリ甘さ控えめ、かつ苦味が強めになりました。
ウオッカをドクターペッパーで割るとこんな味になるんじゃないかなと言う想像をしたんですけど、どうでしょう。
このウイスキーはクラッシュアイスのウイスキーミストよりも、ロックアイスのハイウォールの方が美味しく頂けました。
総評
フィンラガンシェリーフィニッシュというネーミングを見た瞬間「これは僕が求めていたものではないか」と思ったのです。
流行に乗っているように思われるかと思いますが、僕の好みはスモーキーなウイスキーとシェリー樽熟成のウイスキーなんですね。
それが合わさったものがあれば最高なんです。
ハイボールのときにも言いましたけど、かつてフィンラガンカスクストレングスとグレンファークラス105を1:1でハイボールにして飲んだときに最高の味わいだなと思えたんですね。
それが「最初から合わさっている状態でいただける」とてもありがたいウイスキーでした。
僕はこのウイスキーに「スモーキーシェリー」と言うニックネームをつけたいと思います。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度