ライトハウス (アンピーテッド)

ブレンデッド
スコットランド最北端の灯台を設計したのは「宝島」などの著者ロバート・ルイス・スチーブンソンのおじいさんです。その技術は後継者によって日本へ伝えられたそうです。

スペック

名前ライトハウス (アンピーテッド)
タイプブレンデッド
製造元ブレイブ ニュー スピリッツ
アルコール度数40度
容量700ml
購入時価格2,178円(税込)

「ドンキホーテ限定」、お手頃価格で優しい口当たりの飲みやすいウイスキー

200以上あるスコットランドの灯台。
ブレイブ・ニュー・スピリッツ社はその灯台にインスピレーションを得て、ライトハウスを作り出しました。
同社はグラスゴーを拠点とするスコッチ ウイスキーの独立ボトラーおよびブレンダーであり、キャンベルタウンのウィッチバーン蒸留所を所有しています。

スコットランド沿岸の険しい岩場から船員を守っている数多くの灯台に敬意を表しています。
それと同時に「ライトハウス」の塩味の特徴を強調したいと考えているそうです。
このシリーズはスコットランドの灯台守協会をサポートしています。

「ライトハウス (アンピーテッド)」はハイランドとローランドのノンピートウイスキーをブレンド。
アメリカのバーボン樽とスペインのシェリー樽の組み合わせで熟成されています。
クリーミーな味わいが、クラシックなカクテルにぴったりと言われています。
法律で義務付けられているブレンデッドウイスキーのモルト含有量よりも高い比率でモルト原酒が使われており、これによりさらに柔らかくなり、飲みやすくなっています。

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飲んでみた感想

香り

花の香りとプラスチック用接着剤の臭いが同時にしているような感じです。
言ってみれば、お花畑でプラバルーンを膨らませている、そんな情景ですかね。
嫌な刺激もありませんし、割と甘い香りが強くて心地いいですね。
香りだけでも美味しさを味わえる気がしちゃいます。

ストレート

香りからして、このストレートの味わいにかなり期待値が高まっていたんですが、それを裏切ることなく甘口で塩味もそこそこきいているし、なめらかな口当たりで一口目は美味しくいただけました。
いかにもウイスキーっていう感じの程よいアルコール刺激と辛味がありますし、後味にちょっぴり苦味があります。
購入時に見たポップにノンピートタイプって書いてあったんだけど、ちょっぴり本当にうっすらですけどピートも感じられます。

加水

まずは少しだけ水を足して飲んでみます。
ストレートでは甘味から塩味へという感じだったんですけど、ちょっと水を足すと塩味から甘味へと感じます。
アルコール刺激や辛味は相当弱くなって、優しい口当たりになりましたね。
そして後味の苦味もあまりなくて、本当にまろやかな味わいです。

水をもう少し加えて1対1のトワイスアップにしてみます。
甘さはとっても控えめになって、塩味、辛味、苦味といった味わいになりましたね。
辛口がお好みの方はトワイスアップで飲むのがいいんじゃないでしょうか。
水をどれくらい加えるかで、かなり味わいが違うと思います。

オンザロック

濃厚な甘口です。
程よく苦味もあってスイートビターな、飲みやすいオンザロックだと僕は思います。
本当にわずかですけど、ピートが感じられる気がしなくはないんですね。
ボトルにはノンピートとは書いてないので、もしかすると完全なるノンピーテッドではないかもしれないのかな。
いやこれは想像で言ってるだけですけどね。

水割り

甘口な水割りですね。
もちろんウイスキーとして甘口っていう意味ですけどね。
後味にほんのちょっぴり苦味はあるんですけど、ほぼ甘口で水の美味しさも一緒に楽しめる感じです。
ウイスキーに慣れてない方にも、自信を持っておすすめできる水割りなんじゃないでしょうか。
これだと何杯でも飲めちゃいますね。

ハイボール

まずは飲み過ぎ注意と言えます。
ソフトドリンクのような感覚で飲めてしまいますね。
ほぼジンジャエールのような味わいで、アルコールを飲んでる感覚が本当に薄いんです。
僕が日常的にウイスキーなどのお酒を飲んでいるので、そう思うんでしょうけど、もしかしたらお酒を飲んだことない人でもすんなりと飲めてしまうんじゃないかな。
そんな想像をしてしまうような味わいです。
フルーティーといえばフルーティーですし、ジューシーといえばジューシー。
でも・・・やっぱりこれはジンジャーエールです。

ウイスキーミスト

やや苦めな巨峰サワーといった味わいです。
ハイボールよりは甘さ控えめ、そして苦味が強い。
氷の粒の大きさでこんなにも味わいが変わるのかな。
いつも不思議に思うところです。
ウイスキーミストだと酸味も割と強くなってきて、塩味も強いかな。
そんなこともあり、やはりちょっとピートを感じなくはないですね。
これはこれでそれなりに美味しいですし、嫌な味わいではないんです。
僕の個人的な好みとしてはハイボールがとても美味しかったので、ソーダ割りにするんだったら、ちょっと粒の大きめな氷で飲みたいなと思いました。

総評

このライトハウスはドンキホーテで購入しました。
おそらくドンキホーテなら置いてある店舗が多いんじゃないかな。
ドンキホーテ限定と書いてあるので、もしかするとドンキホーテ以外では買えないんですかね。
以前ライトハウスピーテットタイプを紹介してるんですけど、今回はアンピーテッドタイプ。
ポップには「フレッシュな果実の香りに、穀物とバニラ、はちみつを感じるクリーミーな味わい。ストレートやハイボールがおすすめ♪」と書いてあります。
確かにハイボールは美味しかったですね。
僕の個人的な好みとしては、ストレートよりも水ちょい足しの方がめちゃめちゃ美味しかったです。
ポップに書いてあることはほぼ間違っていないんじゃないかと思いますね。
税込みで2178円ということで2000円をちょっと超えてしまうところが残念なんですけど、かなり美味しく飲めました。
以前飲んだピーテッドタイプも美味しかったんですけど、もしかすると今回のアンピーテッドタイプの方がよりコスパがいいのかなと感じましたね。
2000円のウイスキーを飲んでるっていうことを忘れて飲めてしまうくらいに美味しいウイスキーでした。

甘味

6.0

酸味

3.0

苦味

4.0

辛味

4.0

燻味

3.0

塩味

5.0

刺激

3.0

コク

3.0

お気に入り度

8.0
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