バランタイン 10年

ブレンデッド
V字にデザインされたラベルはシェブロンシェイプ ラベルと呼ばれてます
紋章学では「保護」と「信頼できる働きを成した建築家」を意味します

スペック

名前バランタイン 10年
タイプブレンデッド
製造元ジョージ・バランタイン&サン社
キーモルトスキャパ、オールドプルトニー、バルブレア、グレンカダム、グレンバーギ、ミルトンダフ、アードベッグ
アルコール度数40度
容量700ml
購入時価格2,849円(税込)
バランタイン
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バランタイン12年とは全く違った味わいに感じる

1822年、ジョージ・バランタインは13歳で商人の元に奉公に出て、年季が明けた1827年にはエディンバラに小さな食料品店を開きました。
彼が見習いだった1824年にはウイスキー製造の認可制度が始まったことから密造酒の時代は終わりを告げ、続々と蒸留所が誕生していました。

ジョージの店はサービスと品質の良さで貴族や上流階級の人に多くの顧客を抱えていたので、高級ウイスキーや食料品の売れ行きが良く、大変繁盛していました。
友人のアンドリュー・アッシャーが、ヴァッテッドモルトウイスキーの製造で成功し、ジョージもグレーンウイスキーとモルトウイスキーのブレンドを始め、技術と経験を高めると評判はどんどん広まりました。

商売は息子に任せて自身はグラスゴーに移り住み、ウイスキーのブレンディングに打ち込むようになる頃、ブランデーに使われるブドウの凶作が続き、スコッチの人気が上がっていた時期でした。
ジョージは「バランタイン 17年」の原型となるものを作り出し、さらにバランタインの評判を上げていきました。
息子に引き継いだバランタイン社も上流社会の人たちから変わらず贔屓にされ、いつしか世界へ発展してゆく企業になりました。
日本では1950年代初頭エリザベス女王が即位されたことからイギリスブームがあり、海外出張したビジネスマンが「バランタイン 17年」を土産として持ち帰って人気に火がつきました。

「バランタイン 12年」が2024年5月に販売終了し​​ました。
終売の理由は、戦略変更や原材料の供給状況、市場の需要など、様々な要素が関わっている可能性があるようです。
市場にある限りの販売となると思われるので、見かけたら購入するのもいいかもしれませんね。
そして、その後継品として2024年5月14日に販売開始されたのが「バランタイン 10年」。
アメリカン・オークの樽で熟成されています。
特にハイボールに合うように、すっきりとした甘さと味わいに長い余韻のある仕上がりになっているそうです。

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飲んでみた感想

香り

バラの花のような、ちょっときつめな甘い香りがします。
革製品にお手入れ用のクリームを塗って伸ばした時に感じるような匂いですね。
あとほんのちょっと梅干しのような匂いもしています。

ストレート

ちょっぴり酸味の効いた甘味、そして程よい辛味と苦味ですね。
梅酒を濃いめに煮詰めたような味わいにも感じます。
バレンタイン12年のような味を想像して飲み始めたんですけど、全く違いますね。
このバランタイン10年の方が軽やかな飲み口です。
12年の濃厚な甘味も好きだったんですけど、10年は甘口ながら重厚感は 無いですね。
バレンタインファイネスト、7年、バレルスムースなどともちょっと違う流れのテイストをしているんじゃないかな。

加水

まずはじめに少しだけ水を足してみます。
苦味と酸味がちょっと前に出てきて、その後から甘味が追っかけてくるような味わいに変わりました。
アルコール刺激はそこそこ強めです。
後味に辛味があります。

もう少し水を加えてトワイスアップで飲んでみます。
かなり甘さ控えめになって酸味と苦味がさらに前に出てきました。
酸味は余韻にも残ってますかね。
後味は酸味、辛味というところです。

オンザロック

まず甘味、苦味が感じられますね。
スイートビターです。
後味は分かりやすく辛味と酸味です。
ストレートの時に感じた梅酒を濃くしたような味がここでも感じられますね。
この辺りは好みが分かれるかなーっと思います。
僕は個人的にはどうしてもバレンタイン12年の味が忘れられず、なんかちょっと残念な気がしました。
10年も全然美味しいんですよ。
ただバランタイン12年を思わせるラベルデザインを見ながら飲んでいると、ちょっとしっくりこない感じなんですよ。
特にオンザロックでそれを強く感じました。

水割り

どちらかというと辛口な水割りだと思います。
甘味が無いわけではないんですけど、かなり引っ込んでます。
辛味酸味苦味の次に甘味と言ったところでしょうか。
そして薄めた割には妙にアルコール刺激も強めに感じてしまいます。

ハイボール

酸味のきいた、甘口ですっきりとした味わいです。
かなり飲みやすいハイボールになりました。
このハイボールでもやはり梅酒を感じるんですよね。
梅酒ソーダみたいな感じですか。
何口か飲んでいると余韻にちょっぴりスモーキーさを感じなくはないかな。
本当にかすかなんですけど・・。

ウイスキーミスト

ハイボールよりも甘味が前に出てきたと思います。
小さい粒の氷で作ったウイスキーミストの方が甘口感がより強いですね。
辛味は苦味もバランスよく感じられますし、酸味もそこそこ強いんですけど、これもまた程よくという感じです。
ストレートからハイボールまでずっと感じていた梅酒っぽさがウイスキーミストにはあまりないかな。
かなり飲みやすいし、すっきりとした美味しい味わいです。

総評

おそらくバランタイン12年の後継種的な位置づけになると思うんですけど、それにしてはあまりにも味わいが違いすぎると思いました。
今バレンタイン12年がないので比較はできないんですけど、本当にかなり違った味わいだった気がします。
そもそもこれまでのバランタインの流れとはちょっと方向性自体が違うんじゃないかなっていう味わいでした。
バランタイン10年はドはまりするか、敬遠するかどっちかのような気がするんですよね。
残念なことを言うと僕は個人としてはバランタイン10年はあまり好きになれません。
これを3000円ぐらい出して買うのであれば、バレンタイン7年やバレルスムースを買いますね。
もっと極端に言うとバランタインファイネスでもいいんじゃないかなって思ってしまうくらいです。
もちろんこれは僕の個人的な好みで、絶対的な評価とは捉えないでいただきたいです。
それにつけてもバランタイン12年がなくなったというのは寂しい限りです。

甘味

5.0

酸味

6.0

苦味

4.0

辛味

4.0

燻味

2.0

塩味

2.0

刺激

6.0

コク

3.0

お気に入り度

6.5
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