ウシュクベ リザーブ

ブレンデッド
ウシュクベがあれば、悪魔なんてへっちゃらさ!
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スペック

名前ウシュクベ リザーブ
分類スコッチウイスキー
タイプブレンデッド
製造元コバルトブランド社
キーモルト非公開
アルコール度数43度
容量700ml
購入時価格3,530円(税込)
¥45,000 (2023/01/27 10:14時点 | Amazon調べ)

レビュー

消滅危機を乗り越えて

ウシュクベ リザーブは1768年、ネス川の河口に位置するインバネスのロス&キャメロン社が、販売したのが始まりです。
当時は「ブレンデッドウイスキー」ではなく、「シングルモルトウイスキー」として販売されました。
ウシュクベ の商標登録は1877年。
その後、経営者の交代により同じ名前で「ブレンデッドモルト」として販売を再スタートし、1904年以降は、少量のグレーンウイスキーを加えて、現在の「ブレンデッドウイスキー」に変わりました。

同族経営が続いていましたが1926年、ドナルド・キャメロンの死後、ウシュクベの商標は同じくインバネスにあるウィリアム・グリゴール&サンズ社に引き継がれました。
同社は1950年にアイラ島のボウモア蒸溜所を買収、石製のフラゴンでのボトリングを開始します。
以降所有者が転々とし、消滅する危険にさらされていた時期もありましたが、現在はウシュクベに夢中になったCobalt Brands社のショーン・ペリー氏がオーナーになっています。

ゲール語でウイスキーを意味する「uisge beatha」が名前の由来で、これは「生命の水」を意味します。
有名なスコットランドの詩人、ロバート・バーンズの詩「タム・オ・シャンター」の中に、”wi usquaebach we’ll face the de’il”、つまり “ウシュクベと共に悪魔に立ち向かう “という言葉があります。
この言葉は英国ではスコッチ・ウィスキーを指す言葉として一般的に使われていて、箱の裏に肖像画とともに記載されています。

16年、17年、18年の間に熟成された高品質のシングルモルトを50%以上使用し、ハイランド地方のトップレベルのグレーン蒸溜所で生産されたグレーンウイスキーを加えています。

手作業で瓶詰めされ、伝統的なブレンディング技術を用いて職人が製造。
信頼のおける蒸溜所で生産されたハイランド・モルトのみを使用しています。
最高級のグレーンウイスキーをブレンドした希少なウイスキーですが、それ故に少量生産になっています。

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テイスティング

香り

まず色ですけど、とても薄いですね。
これは無着色でよかったのかな・・・その辺は調べておきます。

香りは、とても上品な感じですよ。
年代物のワインのような香りで、フルーティーさが強く出ていると思います。
ツンツンくるような刺激がほとんど感じられません。
遠くの方でピートのようなスモーキーさが微かに香っています。

ストレート

油断しました、香りは刺激があまりなかったので口に運んでみたら、案外アルコール刺激があったんです。
でも、それ以上にフルーティーなまろやかさが強くあるので、その辺りは相殺されているのかなと思います。
まろやかな甘味と苦味、緩やかな辛味、そしてほどよい塩味です。
アルコール度数は43度 なんですけど、それを感じさせないぐらい柔らかい口当たりですね。

ワイン感覚で飲めてしまうので、飲み過ぎ注意を発令しておかなければいけません。
これはストレートの段階でそのくらい飲みやすくて、そして美味しいです。

加水

少しだけ水を加えてみます。
甘味がとても強くなってきました。
飲みやすさも増したんですけど、それと同時にストレートの時以上にアルコールは感じられますね。
その辺が意外といえば意外なんですけど、飲みやすいですよ。
後味に程よい苦味があります。

トワイスアップにしてみます。
フルーティーな感じが強くなってきました。
ビンテージ物の、ちょっと辛口な白ワインを飲んだような感覚ですね。
後味はちょっぴりスモーキー 。

オンザロック

辛くて、苦くて、その後からフルーティな甘みがやってくる感じです。
割と辛口なブランデーをオンザロックにしたようなテイストですかね。
今まで飲んできたウイスキーで言うと、オールドパー12年にちょっと通じるものがあるのかなと思いました。
今、手元にオールドパー12年が無く、比べることができないので「絶対そうです」とは言い切れないですけど・・。
このウイスキーの成り立ちを調べず(先入観を持たず)に飲み始めているので、この時点でキーモルトはわからないんですけど、もしクラガンモアが含まれてるとしたらこれは納得できるところなんですけどね。
その辺は後で調べてみましょう。

水割り

ちょっぴり辛口だけど甘味が強く出ていて、適度な苦味そしてスモーキーさもあります。
オンザロックでもそうなんですけど、これは冷やすと辛口になっていくウイスキーなのかな、と。
コクがあって味わい深い、そしてここでまた言いますけど上品な味わいです。
決して水を加えて薄まったという感じでなく、水を完全に味方につけて美味しさを増しているような感じですかね。

ハイボール

フルーティで甘口なハイボールが出来上がると思いきや、飲んでみると意外や意外、辛口でちょっぴり渋みがあってコクのあるハイボールがになりました。
この辺りもオールドパーに似ていると思うんですよね。
もちろん甘味、フルーティーさはあるんですけど、それ以上にコクのあるハイボールです。
酸味はあまりないです。
むしろフルーティーさや酸味は、ストレートの時に感じられていました。

総評

常温だと甘くてフルーティー。
冷やすとちょっぴり辛くて程よく苦味が出てスモーキーさもある・・・そんなウイスキーでした。
オンザロック、水割り、ハイボールのあたりにオールドパー12年のテイスティングが蘇ってくる感じがしました。
でも、調べてみたらクラガンモアは入っていなかったようです;ハズレました。

全体を通して言えるのは、「とても上品なウイスキーです」ということかな。
普段飲みのウイスキー以外に、たまに味わいたいということで一本置いとくのにはいいんじゃないでしょうか。
ウイスキーの棚に常備しておきたい一品です。
生産量が少ないということもあって、日本では品薄の状態が続いて値段も若干高めになっていることが多いです。
が、よーく探すと3000円台で手に入ったりもしますので、見かけたら買ってみるといいんじゃないでしょうか。

口当たりがよく美味しいウイスキーだとは思います。
が、難点を言うと、絶対これを飲みたと言うところには行き着かないかなというところでしょうか。
もちろんこれが大好きでいつもこれを飲むっていう人はいてもおかしくないですが、僕の好みからはちょっと外れるんですね。
美味しいと言うことと好きということは違うということでしょうか。
でも、もし5000円以内で上品で口当たりの良いブレンデッドウイスキーを教えてって言われたらこのウシュクベリザーブをおすすめします。

チャートと点数

総合点

81点 / 100点

コスパ
3.0
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