ノンエイジの「リザーブ」に生まれ変わったんだよ
スペック
名前 | ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ |
タイプ | ブレンデッド |
製造元 | ジョン・ウォーカー&サンズ社 |
キーモルト | クライヌリッシュ |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
甘口でフルーティーでスモーキーな味わい
ジョン・ウォーカーは、19世紀に食料品店でウィスキーを販売し始めました。
彼のブレンドは非常に人気がありましたが、ブランドが本格的に成長したのは、1857年に彼が亡くなった後、アレクサンダー・ウォーカーに会社が引き継がれてからのことです。
アレクサンダーは息子のアレクサンダー2世とともに事業をしっかりと立ち上げ、1865年にブレンデッド スコッチ ウイスキーである「ウォーカーズ オールド ハイランド」の販売を開始し、5 年後には特徴的な長方形のボトルで販売されるようになりました。
1900 年代初頭には、色に基づいたネーミング システムを確立、1908年にはマネージング・ディレクターのジェームス・スティーブンソンが製品名を変更、初めてボトルにジョニーウォーカーの名前が刻まれました。
(「ジョニーウォーカー レッドラベル」は1909年に発売されています)
象徴的な「ストライディングマン(闊歩する英国紳士)」のロゴが考案されたのもこの頃です。
「ゴールドラベル リザーブ」の前身、「ゴールドラベル」は、1920年のジョニーウォーカー100周年を記念して身内だけにブレンドされたウイスキーでした。
市場に出回るようになったのは1990年代になってからで、発売当時には15年、18年がありましたが、2013年、ゴールドラベルは「ゴールドラベルリザーブ」に名称変更すると、熟成年数の記載は無くなりました。
マスターブレンダー、ジム・ビバリッジのプライベートリザーブから特別に選ばれたウィスキーの樽からブレンドされています。
かつて金山だった丘に流れる水を使って蒸留されたシングルモルトウイスキー、クライヌリッシュなどをブレンドしているようです。
モンドセレクション金賞4回や2015年サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションの最優秀金賞4回など複数回受賞しています。
飲んでみた感想
香り
まずオキシドールのような臭いがするんですけど、その後すぐバラの花の香りがしてきますね。
奥の方から黒糖のような香りもしてきます。
そして、ほんのりピートが感じられます。
ストレート
とてもコクのある甘さでまろやかな辛味と苦味がバランスよく味わえます。
口に含んでいると柑橘系なフルーティさも感じますね。
後味には程よいスモーキーさがあります。
加水
ちょっと水を加えただけなのに味わいが変わってきますね。
白ワインのようなフルーティさがあって、後味には赤ワインのようなライトな渋みがあります。
もう少し水を加えていくと甘口な日本酒のような感覚で、口当たりがとても柔らかく飲みやすいです。
オンザロック
フルーティでスモーキー。
甘みと苦味がバランスよく深みのある味わいです。
とても奥行きのあるリッチなオンザロックだと思いますよ。
アルコール度数40°と思えないほど、しっかりとしたアルコール感がありますね。
水割り
甘口で深みのある水割りになりました。
水を加えたことで薄まった感じというのがあまりなく、しっかりとした味わいです。
僕は比較的濃いめの水割りが好きなんですけど、これは濃いめじゃなくても美味しくいただけると思います。
ハイボール
単純にウイスキーをソーダで割っただけなのに、まるでオレンジハイボールのようなフルーティさがあります。
何も言わずに出されて飲んだら「何ていうカクテルですか??」って言う味わいですよ。
甘くてフルーティーでスモーキーです。
とても飲みやすいです。
総評
華やかでスモーキーでスムースと評判を聞いて期待はしていましたが違いました。
期待以上でした!
一貫して甘口でフルーティーでスモーキーな味わいだったと思います。
飲み方としてはオンザロックとハイボールが僕は好きですね。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度