どんな味でどんな育ち方をしたんでしょう
楽しみです
スペック
名前 | クランスマン |
タイプ | ブレンデッド |
製造元 | ロッホローモンド蒸留所 |
キーモルト | ロッホローモンド? |
アルコール度数 | 40度 |
容量 | 700ml |
購入時価格 | 989円(税込) |
知られざるウイスキー??
「これ飲んでみて」と知人から貰ったウイスキーを飲んでみました。
あれこれ考えてみましたが、全く思いつきませんでした。
答えはクランスマンだったんです!
あまり知られていないウイスキーではないのでしょうか。
僕は知らないウイスキーだったので、この機会にクランスマンについて調べてみました。
ネットで調べてもあまり詳細がわからなっかたのですが、どうやらあのロッホローモンド蒸留所で作られているブレンデッドウイスキーで間違いなさそうです。
南ハイランド地方のローモンド湖という湖の近くにある蒸留所でモルト原酒だけではなく、グレーン原酒も作っています。
なのでこの蒸留所で作られた原酒だけでブレンデットウイスキーというのを完結させることができるんですよ。
このことからおそらくロッホローモンド蒸留所で作られた原酒だけをブレンドしたものではないかという想像ができます。
この蒸留所はグレーンウィスキーも作れることでシングルモルトだけではなく、シングルグレーンというのも出していますから、かなり良質なグレーンウイスキーも作られていると思います。
クランスマンのボトルの裏側のラベル表記には、「グレーン、モルト」というように書かれています。
一般的には「モルト、グレーン」というようにモルト原酒の比率がグレーン原酒よりも多いため、先に書かれていますが、クランスマンはモルト原酒よりグレーン原酒のほうが多く入っているということを意味します。
さらにネット上で情報を探してみたところ、グレーン原酒70%、モルト原酒30%ではないかと書かれているものがありました。
相当グレーン比率が高いということになりますよね。
今まで飲んできたウイスキーでグレーン原酒の比率が高いものは割とアルコール感が強くて、焼酎のような印象が多かったんですが、今回飲んだこのクランスマンに関してはむしろ優しい口当たりでした。
その辺の詳しいことはテイスティングレビューでご覧ください。
飲んでみた感想
香り
イチゴのような香りがしてきます。
甘味と酸味が一緒に来る感じですね。
そしてバターみたいな風味もあります。
香りは全体的に弱めですね。
アルコールの感じもしてくるんだけどかすかにです。
マイルドな味を想像します。
ストレート
スーッと入ってきて、一瞬ふわっと甘味、辛味、苦味、酸味が一同に来て、かすかなアルコール感がずっと余韻として残るかな。
ストレートでこんなに抵抗なく入ってきたウイスキーは今までないかもしれない。
しつこいようだけどそれぐらいマイルドな味わいです。
加水
水を加えると甘味が引き立ちますね‼
ストレートより更に抵抗なく入ってきます。
余韻はあまり長くないですけど・・・後味はいいです(^^♪
オンザロック
甘味に加えて少し塩気を感じます。
とてもコクがでてきました。
後味に辛さが残って、若干ピートを感じます。
水割り
どこまでもとことんマイルドだねっていう感想です。
ここまで飲んできて、刺激が少なくて口当たりがいいというのが共通してます。
水割りもすごく飲みやすくて、「おいしい水」を飲んでいる感覚+マイルドなアルコール感ですかね。
ハイボール
見事です!
とても美味しい!!
香りの時に感じた「いちご」の味がします。
甘くて適度に酸味があるストロベリーソーダという味わい。
ジュース感覚で飲めますよ。
総評
途中で何度も言ってますけど、マイルドすぎるウイスキー。
ウイスキーがダメって思ってる人に是非飲んで欲しい飲みやすさです。
ただ、ここまで褒めておいてこんなこと言うのもなんですが、ちょっとさっぱりしすぎてる・・・?って言えなくもないんですよ。
驚くほど飲みやすい反面、あっさりしすぎていて物足りない。
もう少しパンチが効いててもいいんだけど・・・これはこれでアリかな。
点数は飲みやすさマイナス物足りなさで82点。
甘味
酸味
苦味
辛味
燻味
塩味
刺激
コク
お気に入り度
他の人の感想
クランスマンとは知らせずに飲んでもらった感想です!
口当たり軽く、余韻もそこそこ、後味がアルコールを感じる。72点!